1本の経口ゾンデを洗浄・再利用して多目的に使用することは品質保証の面から望ましくなく、実験データの信頼性を保証するものではありません。
また、実験動物に苦痛・ストレスを与え、肺・気管への誤投与や近接諸臓器を損傷するトラブルも発生しています。
そこで当社は、実験動物に優しく、より正確な実験データを得られるディスポーザブルタイプの経口ゾンデを開発いたしました。
「ステンレスタイプ」・「フレキシブルタイプ」・「フレキシブル噛み切り防止タイプ」それぞれに、任意に湾曲できる細管と、先端に弾力性のある球状シリコンを採用している為、実験動物の食道へスムーズに投与できます。
また、ディスポーザブル製品の為、残留薬物によるトラブルがありません。 これにより、肺・気管への誤投与や近接諸臓器を損傷するトラブルが軽減できるようになり、正確な実験データの 獲得が可能になりました。
「フレキシブルタイプ」の細管には PTFE チューブ(テフロンチューブ)を採用しています。
PTFE チューブ(テフロンチューブ)は、耐薬品性・柔軟性・低摩擦性・非粘着性に優れた特性をもっています。
その為、粘度の高い液体も通しやすく、液残りしません。
また、ステンレスタイプに比べ、容易に湾曲が可能で抵抗なく食道へ投与できます。
あらゆる面でPP・PEチューブ材よりも数倍優れています。
耐薬品性 | 化学薬品に対して優れた抵抗を示し、いかなる酸およびアルカリ、有機薬品にも浸されません。 |
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柔軟性 | 任意に湾曲加工が可能で、曲げても折れる心配がありません。 |
低摩擦性 | 物が滑りやすく、デリケートな近接諸臓器を損傷しません。 非粘着性と合わせ、粘度の高い液体も投入しやすい。 |
非粘着性 | 液体を弾く特性があり、液残りしません。 |
無味・無臭・無毒で他の物質に浸されることなく化学的にも安定しており、食品・医療・理化学方面で使用されています。
化学プラント・半導体製造装置・食品製造装置・理化学機器など広い産業分野で使用されています。
当製品は、品質維持の目的から製造過程の一部に手作業工程を設け1本1本ていねいに製造しています。
洗浄・滅菌の手間がかからず、利便性・安全性に優れた当製品は、必ず、お客様のお役に立てるものと確信しています。